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南勢病院からのお知らせ

当院採用薬紹介

抗精神病剤
「ブロナンセリン経皮吸収型製剤」

 世界で初めて統合失調症を適応症として承認された経皮吸収型製剤(テープ型製剤)です。
統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想など)のみならず、陰性症状(情動の平板化、意欲低下など)に対する改善作用があります。
1日1回(24時間ごと)、皮膚(胸部、腹部、背部のいずれか)に貼付することにより24時間安定した薬剤の血液中濃度を維持できるため、 良好な有効性及び安定性が期待できます。
また、テープ型製剤の特長から、貼付の有無や投与量を視認できるメリットに加え、食事の影響を受けにくいことから、食生活が不規則な患者さんや 経口服薬が困難な患者さんへの投与も可能です。
同じ成分の経口剤(錠剤、散剤)も当院採用薬として使用しています。

(2020.11)

経口抗真菌剤
「ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物カプセル」

 真菌(カビ)の細胞膜への合成を阻害し、白癬症やカンジダ症などの真菌感染症を治療する薬剤で、爪白癬の治療に使用します。
1日1回、1カプセルを12週間経口服薬します。
この薬は一旦変色した爪を回復させるものではありません。真菌に感染して変色しまった爪は、新しい健康な爪が伸びてくるまで回復を待つ必要があります。

(2020.11)


爪白癬治療剤
「ルリコナゾール外用液」

 5%製剤と濃度が高いため、爪表面から爪深部まで薬の成分が浸透・分布しやすく、爪白癬の改善が期待できる外用液です。
1日1回、爪の表面だけでなく、爪と指の間にも薬液が行きわたるように爪全体に塗布。
この薬は一旦変色した爪を改善するものではありません。新しい健康な爪に生え変わるまで根気よく使用することが必要です。

(2020.11)


第二世代の抗精神病薬
「ブレクスピプラゾール」

「ブレクスピプラゾール」は脳内の神経伝達物質セロトニンとドパミンの働きを適切に調節してくれます。
過剰な時は働きを抑え、不足している時は補ってくれる。この作用により副作用をより少なくし陽性症状、陰性症状等を改善する薬剤です。
この薬剤は1日1回服用する経口薬です。

(2018.5)


抗てんかん剤
「ペランパネル水和物製剤」

「ペランパネル水和物製剤」はてんかん発作時、脳内の神経伝達物質(グルタニン酸)が過剰に放出され、 神経の過剰な興奮が発生しているのを直接抑える薬剤です。
この薬剤は1日1回寝る前に服用するフィルムコーティング剤です。

(2017.1)


セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)
「ベンラファキシン塩酸塩徐放性カプセル」

「ベンラファキシン塩酸塩」は脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン)の濃度を高める抗うつ薬です。
低用量ではセロトニン系の、高用量ではセロトニン系とノルアドレナリン系の作用がより強まります。
セロトニンの増加は不安を和らげ気分を楽にし、ノルアドレナリンの増加は意欲の低下を改善します。
1日1回投与の徐放性製剤です。

(2016.4)