作業療法室
音楽療法
音楽療法とは、「セラピストが音楽を用い、身体的、情緒的、精神的、社会的、運動面、そしてスピリチュアルというすべての面において、クライアントの健康を向上・回復・維持させるための人的相互関係のプロセス」とされています。(Bruscia,K.)
音楽の働きを活用し、楽しい雰囲気の中で無理なく感情(情緒)面・身体面・対人面の向上を図ります。
音楽による効果は下記の通りです。
1.感情(情緒)面
音楽は、言葉では言い表せられない感情を表現してくれます。非言語による感情表現を 通して人と感情を共有することが可能となります。
2.身体面
音楽を聴くことにより、自然に体を動かしたくなったり踊り出したくなるなど、身体反応にも働きかけます。
3.対人面
音楽自体が人とのコミュニケーションのツールになり、相互交流を促します。
当院の音楽療法
音楽療法士と作業療法士が月に2回プログラムを実施しています。
プログラム内容としては、音楽療法士によるピアノ演奏に合わせて「歌唱」「楽器演奏」「体操」などを行っています。